どの市場に参入する?3つのポジショニング
起業において(いや起業だけに限りませんが)、「どの市場に参入するか」そしてその市場で「自分がどのポジションにいるか」というのはとても重要なポイントになってきています。 そこで今回は、3つの市場に分け、それぞれのメリットやデメリットをご紹介します!
新しい市場を開拓する
まだ世の中にはないものを創り出して、提供するという方法。
前例が全くないので、「本当にその市場に対するニーズがあるのか?」という調査も含め、一から自分ですべてやらなければならないという苦労がありますが、その分ライバルはゼロ。
一度軌道に乗ってしまえば、どんどん成長することが見込まれる方法です。
活躍事例
まだ参入者が少ない市場に参入する
「アメリカから輸入されたばかり」「1年前から始まったばかり」など、まだあまり知られていない市場に参入するという方法。
前提があまりないので、情報も少なく、手探りな状態で始めるという苦労や「本当にこの市場を選んでよいのか」という迷いはありますが。
市場が浸透してきたときに、あとから参入してきた人よりも優位に立てることは間違いありません!
ただ優位に立ったことにあぐらをかいてしまうと、追随する方々に追い抜かれてしまう可能性も。「常に先頭に立つ」という意識と努力は必要な市場です。
活躍事例
すでにできあがっている市場に参入する
すでに世間に浸透している市場に参入するという方法。
おそらくこちらを選ぶ人が大半なのではないでしょうか。
前例や情報も多く、はじめやすいというメリットがあります。
ただその反面、ライバルが多い、というデメリットも。
もちろん自分よりキャリアが長い人も多いし、同じようなサービスを提供している人もたくさんいて、お客様から比較されることもしばしば。
参入者が多い、ということは市場が成熟しており、価格競争に巻き込まれるリスクもあります。
そのため、お客様に自分を選んでいただけるようなオリジナリティや強みを見つけて、打ち出していくことや努力が他の市場に比べより重要となります。