選択肢がないからつらい。
だからこそ「いろいろ選べる」機会と場を創りたい!

ママントレを始めたきっかけ。それは私自身の経験からでした。
もともとシステムエンジニアとして働いていたのですが。激務だったことと妊娠トラブルがあり、やむなく退職。
出産後、働こうと思ったけれど、保育園の待機児童問題に直面。預け先が無いから働けない、働いていないから預けられないというジレンマに陥っていました。
また実家も遠いし、夫も夜遅くまで働いていたため頼れない状態。まさに八方塞がりで、選べる仕事は「(残業無し、など)条件に合うもの」に限られていました。

託児所を嫌がる娘。向いてない仕事。
でも今の自分にはこれしかないんだ・・・・そう思いこんでいましたが、「起業(フリーランス)」という選択肢を知ってから私の人生は大きく変わりました。
まずは視野が大きく広がりました。そして「自分の良さやスキルを活かせる場所がちゃんとあるんだ」ということを実感しました。
もしこのときに起業を選んでいなければ、私はいまでも「仕事=自由に選べない。しんどい」という認識のままだったかもしれません。

私は起業という選択をしましたが。
ママントレは必ずしも起業を勧めているわけではありません。
起業は自由と引き換えに責任が発生するし、会社員時代と比べてやらなければならないことや知らなければならないこともぐんと増えますし、何より収入や仕事がなかなか安定しません。
「子どもが小さいうちはそばにいたい」と専業主婦を選択することも、「ずっと働き続けたい」とフルタイム正社員を選択することも、パートや派遣社員を選択することも、どれも「みんな違ってみんないい」、そう思っています。

ただ、「私にはこれしかない」と思うのは苦しい。
知らずに「これしかない」と我慢するのと、そこにいろいろな選択肢があって「私がこれを選んだ」と納得しているのでは全然違う。

だからこそ。
まずは、いろんな働き方を知って選べる機会と場を創りたい。 
まだ働き方改革や女性活躍推進が叫ばれる前の2011年から、ずっと試行錯誤しながらもそんな思いをもって活動をしています。

周りの人が良く見える。でも実はみんな悩んでいる。

よくあるワーキングマザーの特集だと「輝くママ」が前面に押し出されている場合が多いですよね。
それを見て「素敵だな」とは思うけれど。なんかキラキラ眩しくて違う世界だな、と感じてしまうことも正直多い。

でも働くとなると、絶対いい面ばかりではなくて、苦労する面もたくさんあるはず。うまくいかないことだってたくさんある。特に育児と両立するママならなおさら。

逆にフルタイムで働くママからも「育児と仕事どっちも中途半端な気がしている・・・もっといい働き方ができれば・・・」という声も実際によく聞きます。

だからこそ。ママントレでは、いいことも悪いことも。

まずは働くママたちの等身大の姿を伝えたいと思っています。

「これから一歩踏み出したい」という方にとって身近な存在でいられるように。そして働くママたちにとって「みんな同じように悩んでいるんだ」と想いを共有したり安心できる場所でいられるように。

なぜ「ママの働く」を応援しているの?―それには4つの理由があります!

ママが「自分らしく」いられる

ママになると「~ちゃんのママ」と呼ばれることも多くなり、どうしてもママとしての自分が中心になる。
でもママとしての自分はあくまで自分の顔の一つであって、それがすべてではない。

そして子育てにだけ集中してしまうとどうしても視野が狭くなりがちだし、子どももそれを息苦しく感じるかも。。。。

自分の好きなことを仕事にして、できる範囲で働くことで、ママ友以外の交流関係も広がり、自分らしさを取り戻すことができるのでは?と考えています。

ママがイキイキすると家族も元気になる!

やっぱりママは家族の中心。ママがイキイキしていないと。なんたって「子は親を見て育つ」ので。

そしてパパにとっても輝くママはやっぱり魅力的ですよね。

ママが使えるお金が増える=経済活性化につながる!

世の中不景気。ご主人のお給料が上がらなくて・・・と悩む主婦の方は多いのではないでしょうか。 そんな状況だとなかなかましてや、ご主人が稼いできたお金だと思うと余計に使いづらい・・・・。

でも、ママが自分で働いてお金を手にしたら。

「自分へのご褒美」と使う人も増えるはず。 そうすると、世の中にお金が回って、経済も活性化するはず!と考えています。

だって、日本の消費の大半を担うのは、女性ですもんね。

これから子どもを産む人や子どもたちへのメッセージを。

保育園の待機児童の多さ、雇用条件の悪さ、時間の制約・・・「子どもを産んで働く」ということに対してはどうしてもネガティブなイメージが。 それゆえ「産まない」という選択肢を取る人がいるのも現実。

でもママたちの働き方に対して多様なモデルケースを示すことができれば、きっと「子どもを産むのも悪くない」と思う人が増えるんじゃないかな?と考えています。

また子どもたちの仕事感を育てることにもつながるのかな、と。

そして日本の少子化にも歯止めをかけられるのでは・・・という期待も。

成功への近道は先輩が教えてくれる。

「好きなことを仕事にする」のはいいけれど。 いったい何からどう始めればいいのか・・・・
やり方がわからなくて諦めてしまうという人も多いのでは?

でも。 周りを見るとそこには、今まで手探りで頑張ってきた先輩ママ事業家たちがいる。

「そうだ、先輩に聞けばいいじゃないか」
思えば今までも、中学・高校の部活、会社と先輩にいろいろと教えてもらいながら成長してきた。

輝く先輩ママ事業家の皆さんから、経験やノウハウを教えてもらえば、きっとそれがこれから一歩踏み出したいママの道しるべになる・・・・そんな思いでこのサイトをたちあげました。

普段なかなか出会えないママ事業家さんたちが他の方の活動を知り、繋がったり、ヒントをもらったり、メンターとなる方を見つけたり。そうやってどんどん広がっていければと考えています。