心がけひとつで、いつもの仕事がキャリアに。
これまで、いろいろな仕事を経験してきましたが。
最近思うのは、「面白い仕事」「つまらない仕事」なんてなくて、自分の捉え方でどうとでも変わるんじゃないかな?ということ。
単純作業も見方を変えればキャリアに。
たとえばスーパーのレジのお仕事。
こう言っては語弊がありますが、「誰にでもできる仕事」「単純作業」と捉えている方も多いですよね。
確かに仕事の流れだけを追うと、
「いらっしゃいませ」 → 商品ごとに金額を入力(もしくはバーコード読込) → お客様からお金をもらう →「ありがとうございました」
ということの繰り返しだけのようにも思えます。
でもそうじゃなくて。 その中から「何かを見つけよう」という意識にシフトすると。
その繰り返しの中で、「どんな人がどんなものを買っていくか」「どの時間帯に何が売れるか」というのがだんだんわかるようになる。
またよく来店されるお客様だと、顔も覚えて、買い物の様子からその方の生活パターンなんかも見えてきたり。
そしてお客様がお店に何を求めているかも、何となく見えてくるようになる。
それっておそらく、POSレジ情報からは得ることができない、実際お客様を担当する人にしか得られない情報で。
お店にとってもとても有益な情報にもなりますよね?
そうなると「自分がしていることが役に立っているんだ」という実感にもつながる。
さらに他のところに転職活動するときには、ただ「スーパーのレジをしていました」というだけでなく、スーパーのレジの仕事がいかに面白いかを語れるようになる。
そうすると面接官の方にも「この人は、どんな仕事でもやりがいを見つけられる人だ」という印象を与えるのではないでしょうか(少なくとも私はそういう人を採用したい)。
・・・・なんかそう考えると、ものすごく楽しそう。私もやりたくなってきた(笑)
「やりたいこと」より「自分がどう思うか」が大事
よく「やりたいことを仕事に」というキャッチフレーズを耳にしますが、やりたいことを仕事にした途端、それが義務に変わってしまって楽しくなくなってしまった・・・という話もよく耳にします。
きっと自分の心がけひとつで、単なる作業にもなるし、キャリアにもなる。 どんな仕事でもきっと得るものはあるはずだし、無駄にはならないはず! そう思います。