今後の方向性や可能性が見えた1年〜2024年の振り返り

早いもので2024年も終わり。

元日から能登半島地震が発生し、いったい今年はどうなるんだろう・・?という不安が漂う中、20年振りの新貨幣発行のやAIの台頭など新しい時代を感じさせる一年でもありました。
皆さんにとって、どんな一年でしたでしょうか?

ちなみに昨年の振り返りでは、2024年について以下のように綴っておりました。

これまでは、「自分たちが必要と思うこと」「必要とされていること」をどんどんこなしていくというスタイルをとってきましたが、そのやり方は属人的な部分も大きく、広がりにくいという側面があります。

さらにたくさんの方のお役に立つためには、この属人的な部分をできるだけなくし、しっかりと体制を整えていく必要があります。

だからこそ次の一年は、今後さらに飛躍していくための体制を整える一年に。

体制を整えていくことに重きを置いた一年。
3月に実施したワークショップでは、エリアマイスターとしてのコンセプトを新たに決定。4月には短時間正社員制度を導入。
7月にはママントレのロゴをリニューアル。
土台を整えるとともに、今後の方向性や新たな可能性が見えてきた一年でもありました。
そして何より大きかったのが、運営メンバーが自分がやりたいと思うことをどんどん実現してくれていったこと。
そのおかげで自分一人の力では到底考えが及ばなかったり、できなかったことを次々と実現していくことができました。

今年の出来事ベスト5

活動が増えてきたこともあり、今年から毎月振り返り記事を作成。

日々の活動の様子は月毎の振り返りで知っていただけるということで。
今年は、エリアマイスターにとって大きかった出来事をランキング方式にすることにしました!

5位 自治体でのセミナー登壇

自治体からのセミナーのオファーは年々増えていましたが。
今年は代表の須澤だけでなく、エリアマイスターのメンバーが登壇する機会がどんどん増えたことが印象的でした。

特に尼崎では、運営メンバーであり尼崎市民である長谷川さんが市民参画講座に応募。見事採択され、「フリーランス入門」のタイトルで佐多さんが講師を務めたところ、電話もしくは来訪という申し込みハードルが高い中、多数の参加応募があり、増席をするほどに。

また2年目となる明石市のセミナーでは、長池さんによるオンライン講座も1日設定したことで、昨年の130名を大幅に上回る、230名もの応募が!

「テレワークやフリーランスを実践する人が経験に基づいて話をする」というニースがさらに高まっていることも改めて実感しました。

来年も引き続き、より多くの自治体や企業の方にオファーいただけるよう活動を続けていきたいです。

4位 「仲間で学ぶ」仕組みの確立

エリアマイスターではいわゆるスクール事業は行っていませんが。一緒に働きながら学べるような仲間をもっと増やしたい!という声をうけ、新たな試みをスタートしました。

業務ディレクター講座スタート

弊社では、「テレワークでできる仕事の創出」に力を入れてきましたが。

そもそも創出するためのスキルが必要であり、ここが今後もっと重要視されていくのではないか?という思いがずっとありました。

そして他の場所でも、「ディレクターが不足していて業務が回らない」という声をよく耳にするように。

そこで、コンサルタントの友田景さんを講師に迎え、5月より「業務ディレクター講座」をスタート。

3年前から構想し、昨年0期としてトライアルを行い、今回満を辞してのスタート。

初回は3名の参加者の方が。そして実際にここから仕事に繋がった方も!

10月には第二回を開講。こちらも3名の方にご参加いただきました!

来年もまた実施予定で、次回は5月から。副業の方も参加しやすいように土曜日の開催を予定しています。

エリアマイスターのLINEやメルマガで詳細お知らせする予定ですので、ぜひチェックしてみてくださいね!

Excel・スプシ友の会

そして今年大きかったのが、Excelやスプレッドシートを利用して業務改善を実際に学んでみるための「Excel・スプシ友の会」が立ち上がったこと。

これまで業務改善エンジニアとして、エリアマイスターはじめさまざまなお客様の業務改善に取り組んできた長池さん。
システムを導入するほどではないけれど・・・、システムを導入したけれどカバーしきれていない業務がある

そんな悩みを抱えるお客様のご要望にお応えする仕事なのですが、エリアマイスターとしてもここ最近、そんなお仕事が急増したことを受けて、「できる人を増やしていきたい!」という話に。

ただ、講座をやるだけでは仕事につながりにくいのでは・・・?ということで。

実際の案件をみんなでアイディアを出し合いながら、解決に取り組むグループを結成。

まずはエリアマイスター事務局のお困りごとを解決していってもらいました。

みなさまからのアイディアをコンペ形式で募って、選ばれた方には実際お仕事として取り組んでいただくという仕組み。

3度実施したのですが・・・みなさんのおかげでビックリするほど業務が楽になった!

この喜びをもっと多くの企業さんに味わっていただきたいので、来年はモニター募集なども行う予定です。

ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

実施レポートはこちら!

夏の陣:Googleスプレッドシートからメール送信

秋の陣:ワーカーへの支払情報のデータ整形・生成ツール制作(EXCELマクロ・VBA)

晩秋の陣:月次作業報告 Googleスプレッドシートのフォーマット改善

 

3位 短時間正社員制度の導入

エリアマイスターでは、これまで運営メンバー含め全員が業務委託の形で仕事をしてもらっていましたが。

ここのところ、「不安定な収入」「扶養を超えた場合の社会保険負担」などの理由で、社員に戻りたい。しかしフルタイムで戻れる自信はない・・・そんな声が増えてきていました。
それに加えて、偽装フリーランスの問題なども勃発し、お願いする業務の明示化が強化されたことで、「あれもお願い」と気軽に言える関係が築きにくい状況に。

それを叶える手段として今注目を浴びているのが、短時間正社員。

まずは自社から!ということで。運営メンバーの藤本さんを4月から、短時間正社員で採用させていただきました。

すると・・。

それを目にしたNHKさんからヒアリングの申し込みがあり、あれよあれよという間にテレビ出演まで・・・!

その後国会では石破総理が短時間正社員に言及する場面も。

ちなみに実際に採用してみたところ、

  • 業務を依頼するときに躊躇する場面がなくなった
  • コミット度が一気に上がった
  • 私もやりたい!というニーズが多く聞かれた

など弊社としてはプラスの効果が多く現れました。

もちろん会社によって向き不向きはあると思いますが、この働き方を欲している人がいることは事実だと思うので、今後も積極的に取り入れていきたい&発信したいと思います!

なお、短時間正社員を採用するきっかけや導入までの流れなどについては、noteにまとめているのでご一読ください!

私が「短時間正社員」を採用した理由

2位 ママントレロゴをリニューアル

ママントレを個人事業主として始めてから13年、法人化してからは8年。

開始当初は、「ママ」をターゲットに活動を進めてきましたが。ママといっても環境も年齢も働き方もさまざま。

だからこそ「ママ」というイメージを払拭。

そして。ロゴ作成はコンペを実施させていただきました!

みなさん応募してくれるかな・・とドキドキしていたのですが。多くの方にご応募いただきました!!!

ロゴと一緒に込めた想いも書いてもらっていたのですが、その想いに一同涙する場面も。

そして選ばれたのが中島知子さんの作品。

これまでのママだけのイメージを払拭する素敵なロゴを作ってくれました。

ロゴコンペの結果発表や制作者の想いについてはYoutubeにも載せておりますので、ぜひご覧ください!

1位 ワークショップを開催、新たなキャッチコピーを決定

エリアマイスターを開始してから今年でちょうど10年。
運営メンバーはじめここで働く人に、私たちの想いは伝わっているはず・・・!そうは思っていたのですが。

ひょっとしたら違う形で伝わってしまっている部分もあるかもしれない。

だからこそ、今一度コンセプトを見直して、みんなが同じ思いを持って前に進んでいくための共通言語が欲しい。

ただ自分たちだけでそれをしようとすると、どうしても客観視するのは難しい。

というわけで、3月に博報堂さんに依頼してワークショップを実施。
みんなでいろんな意見を出し合って、新たなコンセプトを決定しました。

新たなコンセプトは

「働く私もあきらめない」

このワークショップをきっかけに、運営メンバーが「自分にできることはなんだろう」と考え、さまざまな活動がスタート。

そして、「働くことをあきらめたくない!」という方により刺さるようになり、相談会も毎月キャンセル待ちが出るほどに。

伝えたいことを言語化すること、それを共有することの大事さを改めて実感しました。

ワークショップの様子はこちら。博報堂の皆さん、本当に親身になってくださって嬉しかった!ありがとうございました!

REACHREACHの掲載記事
https://reachreach.net/topics/70

2025年はこれまで積み重ねてきたことを「展げる」一年に

開始当初は競合も少なく、「派遣とどう違うの?」「本当に在宅でできるの?」などそもそものサービス内容を知っていただくだけで苦労していたところ、クラウドサービスやテレワークの普及で競合サービスがどんどん台頭してきました。

またAI技術の進化により、単純な事務作業などはどんどんAI優位になる中、私たちだからこその優位性とはなんだろう?ということもこの一年ずっと考えてきました。

そこでたどり着いたのが「パートナーシップ」

エリアマイスターで上手くいっている事例はどこも、依頼側と働く側の信頼関係が徐々に積み重なっていて。

「これもお願いできるかな?」と依頼事項が増えるたびに、働く側もスキルアップしてできることが増えて、という好循環が生まれているんですよね。「ここでお仕事ができてうれしい」やらされるのではなく、自分の意思でやりたいと思う。

そんな想いも好循環を加速する原動力に。

来年はこんなパートナーシップを、どんどん増やしていきたいと考えています。

そして、これまで積み重ねてきたことを「進展」「発展」「展開」させていく一年に。

今年もたくさんの方に関わっていただき、支えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。

関わってくださった皆様一人ひとりにご挨拶すべきところ、ここでまとめての言葉となってしまい申し訳ありません。

2025年のママントレ、そしてエリアマイスターにもぜひご期待ください!!