「働くママ」のリアルな姿。
サイボウズが制作したワークスタイルムービー「大丈夫」が今、ワーキングマザーの中で話題となっています。
約3分の映像の中に、働くママのリアルな姿がいくつも映し出されていて、思わず泣いてしまいました。
「帰るときはいつも走ってる」
「送り迎えは私がするっていつ決まったんだっけ」
そうそう、そうなんだよ・・・!
週5・フルタイムではないけれど、私も出産後企業に勤めた経験があります。
主人は毎日夜遅いからお迎えは頼めないし、実家も遠いので頼ることができなかった。
まったく悪くはないんだけど、みんな仕事をしている中、なんだか申し訳ない気持ちで「お先に失礼します」と会社を出て。
ちょっと出るのが遅くなった時や電車が遅れたときはもう時間との闘い。
走りながらも「今日の夕飯どうしよう」「明日はお弁当だっけ」などと頭の中はフル回転。
娘が水疱瘡にかかったときもつらかった。
1週間経っても治らず・・・「これ以上休むと迷惑がかかるし、明日くらいは出社したい。どうにかして休むことはできない?」と主人に相談するも、無理と言われ。
「私も無理って言いたいんだけど・・!」って泣いたっけなあ。
きっとワーキングマザーは、みんな悩んでる。
「これでいいのか・・・?」って。
仕事が大好きな人は、思いっきり働くことができないもどかしさで悩んでいることでしょう。
生活のために働く人は「本当はこの仕事をしている時間、もっと子どもとの時間に費やしたい」と思うことでしょう。
そして悩んで「退職」という選択をとる人も少なくありません。
先日のイベントでも「今、育休中だけど復職して頑張る自信がない」など働き方に悩んでいるママがたくさんいらっしゃいました。
そしてワーキングマザーはどう考えても負担が大きい。
朝は自分の準備だけでなく、子どもにご飯を食べさせて準備して(しかもたいてい順調にいかない)、出社前に保育園に送り届けて。
就業中は定時までに仕事を終えるためにモーレツに働き。 終業後は、保育園へダッシュ。
帰宅後は、洗濯物を取り込んで畳み、夕食の支度をして、子どもに食べさせて、お風呂にも入れて、次の日の準備もして、寝かしつけて・・・休む間もありません。
土日は子どもの習い事や遊ぶ時間、そしてたまった家事をこなす。
・・・いったいいつ休む時間があるんだい?と。
そのうえ、厳しすぎる保活など(最近では学童保育に入れないという問題も)。
こんなに厳しいとそりゃ「子ども一人でいいや」って思っちゃう人も多いから、少子化も加速するよね。
若い世代がママになることに希望を抱けないよね・・・。
「大変でつらいけど、今退職して、キャリアを手放してしまったら・・・」と悩む人々や今後のキャリアを考える若い世代に、「こういう働き方もあるんだよ」という選択肢を示したい。
ママントレのコンセプトにはそんな想いが詰まっています。