「自分の力で働く」という覚悟。

本日、主人の父が経営する寿司屋が50年の歴史に幕を閉じました。

創業から50年。

いわゆる『老舗』で、本来であれば主人が三代目となるはずでした。

節分では巻寿司販売のお手伝いをしたり、Webサイト制作をしたりと私なりの思い入れもあり、せつない気持ちでいっぱいです。

でもなぜか「これからどうしよう・・・」という不安はなく、自分の中でこの事実をすんなりと受け入れることができました。

はじめは人を羨む日々だった

さかのぼること7年半前。

娘を出産した直後に「もう店やばいかも・・・」と言われたことがありました。

そのときは仕事を辞めてしまっていて専業主婦。 「働くこともできないし、どうすればいいんだろう・・・・」と不安な気持ちでいっぱいになり、生まれたばかりの子どもを抱えて号泣しました。

本来であれば、子どもが生まれて幸せいっぱいなときなはずなのに。

周りの人たちが羨ましくて仕方なかった。

何で私だけ・・・どうして・・・そんな思いも強かったです。

決意、そして試行錯誤の日々

でも泣いたり人を羨んでも何も生まれない。

私はこの子を守らなくてはいけない。

「自分で稼ぐ力をつけておかなければならない」-そう決意してからも苦労と模索の連続でした。

必死にWebの勉強を始めて、時給800円からスタートして・・・・大学の授業補佐や大学病院のWeb更新担当などをしながら、フリーランスとしても仕事を探し。

ワーキングママが必ずぶつかる待機児童問題も経験したし、子どもの急な発熱などで仕事を休まざるを得ない苦しさも何度も経験。

「経験の浅い自分が、お金をもらっていいんだろうか」と呵責の念に苛まれる日々を繰り返し。

今ようやく、さまざまなお仕事をいただけるようになりました(とはいえ正社員時代のお給料には遠く及びませんが・・・)。

ちなみに今フリーランスとしての活動以外に週2回、システムエンジニアとして以前の職場に勤務もしています。

「自分の力で稼ぐ」という覚悟。

7年前に言われて既に心の準備もできていた、子どもがある程度大きくなった、というのもあるかもしれませんが。

7年間試行錯誤して、「自分の力で働く」という覚悟「何があっても、どんな形でも働くことはできる」という自信を持つことができたのが何より大きいような気がします。

 

よく「プチ起業から脱却できない」という悩みを耳にしますが。

厳しい言い方をしてしまうと、「自分の力で働く」という覚悟が「プチ」だからなんじゃないかな・・・?という気もします。

ちゃんと仕事にしたいなら、「私は専門家になるんだ!」という覚悟と努力は絶対に必要だと思います。

 

大企業でも簡単に倒産してしまう時代。

いつ何が起こるかわからないからこそ、どんな形でも働ける環境を作りたい。この先何があっても「私にはこれができる!」という自信を持ってほしい。

得意分野をきちんと仕事につなげてほしい。

エリアマイスターにはそんな思いも詰まっています。

エリアマイスター

わたしには何ができるかわからない・・・。そんな方はぜひお気軽にご相談くださいね。