活動の幅がさらに拡がった一年〜2025年の振り返り

早いもので2025年も終わり。

万博開催で関西が盛り上がり、初の女性総理誕生した歴史すべき年でもありました(←これ将来、日本史の教科書にの載りそう)。
またAIの進化が凄まじく、今後仕事のあり方が劇的に変わることを実感した一年でもありました。
皆さんにとって、どんな一年でしたでしょうか?

ちなみに昨年の振り返りでは、2025年について以下のように綴っておりました。

またAI技術の進化により、単純な事務作業などはどんどんAI優位になる中、私たちだからこその優位性とはなんだろう?ということもこの一年ずっと考えてきました。

そこでたどり着いたのが「パートナーシップ」

エリアマイスターで上手くいっている事例はどこも、依頼側と働く側の信頼関係が徐々に積み重なっていて。

「これもお願いできるかな?」と依頼事項が増えるたびに、働く側もスキルアップしてできることが増えて、という好循環が生まれているんですよね。「ここでお仕事ができてうれしい」やらされるのではなく、自分の意思でやりたいと思う。

そんな想いも好循環を加速する原動力に。

来年はこんなパートナーシップを、どんどん増やしていきたいと考えています。

そして、これまで積み重ねてきたことを「進展」「発展」「展開」させていく一年に。

積み重ねてきたことを「進展」「発展」「展開」させることに重きを置いた一年。

勉強会、交流会の機会も昨年より増え、メンバーの皆さんの活躍もさらに拡がった一年でした。


今年の出来事ベスト3

今年も色々とありましたが、特に印象に残った3つを運営メンバーと共に選んでみました。

↓毎月振り返り記事はこちら。

3位 ひょうご地方創生コラボレーションプロジェクト

今年3月に募集開始していた「ひょうご地方創生コラボレーションプロジェクト」。

兵庫県が地域創生を実現する具体的な対策プログラムとして5年を一区切りに設定している「第三期兵庫県地域創生戦略(2025~2029)」の重点施策の一つで、地域活性化に意欲のある県民や兵庫県にゆかりのある方から、地域課題の解決や地域創生に資する取組アイデアを広く募集し、アイデア実現のために、県内市町や企業・団体等とのマッチングや交流機会の創出等のサポートを行うというもの。

これまで県内のいろんな自治体で、多様な働き方セミナーの講師としてお呼びいただき、たくさんの方にご参加いただき、ニーズの高まりを実感はしていたものの、それに対する仕事の供給が圧倒的に足りないことを歯痒く思っていました。

ひょっとしたら、その課題にアプローチできるのでは!?そんな思いで応募してみました。
行政の皆さんが抱えている仕事を、外注できればもっと仕事が広がるのでは?ということでこんなテーマで応募。

まずは行政から!『当たり前』を変える働き方改革 in 兵庫県

「フルタイム・雇用・出社」への固定観念を打破し、柔軟な働き方への意識改革を促進するために、まずは行政職員向けに働き方改革ワークショップを実施。業務洗い出しで無駄を省き、必要に応じて外部委託や育休職員活用を試行。ここでの事例をフォーマット化し、県内自治体や中小企業へ展開。いずれは兵庫モデルとして全国展開を目指す。

すると・・・手厚いサポートがある上に、播磨地区で播磨三兄弟をご紹介いただき、瞬く間にイベント実現が決定・・!

参加いただいた方から、実際にどんな課題があるのか?などリアルな意見をいただき、今後進めていくにあたってとても有益なものとなりました。

また8月30日のカケルDAYでは、業務整理に関するヒアリング・ミニ体験ブースを出展。
予想を遥かに超える公務員や企業の方にご来場いただき、たくさんお話をさせていただきました。

ここで行政ならではの課題も色々とお伺いすることができました。

そしてこのイベントをきっかけに、「業務整理・切り出しワークショップ」のモニターを募集したところ3社から申し込みがあり、2社実施。

最初は曖昧だった課題が進めるうちにどんどん可視化されていき、ワークショップの有効性を実感できました。

テレワークや、フレックスなど自由な働き方を実現していくには、まず業務の可視化や整理が不可欠。

今後、このワークショップでもっと多くの方のお役に立てるようサービス化も含め、ブラッシュアップしていく予定です。

そして、このワークショップを進めるにあたって不可欠な業務整理のスキルを持つ人材育成プログラム「業務ディレクター養成講座」は来年も続けていきます!
(来年4月もしくは5月開講予定)

2位 企業向けセミナー/メンバーのセミナー登壇機会増加

今年特に大きかったのは企業や団体向けのセミナーが一気に増えた、ということ。

これまで「これから働きたい」という女性向けのセミナーの登壇機会は多くいただいておりましたが、企業や団体向けはほぼなく、今後増やしていきたいと考えていたところ1月の兵庫県を皮切りに、立教経済人クラブ、東大阪商工会議所、三井住友銀行、

また8月30日には兵庫県が主催する「ひょうご地方創生コラボレーションプロジェクト」の「カケルDAY」でプレゼン登壇、「当たり前を変える働き方」について10分間お話する機会もいただきました。

>>登壇内容についてはこちら

そして昨年よりさらに、代表の須澤以外の登壇機会が一気に増えたということ。

藤本さんによる兵庫県主催のフリーランスセミナーは、神戸で好評だったことから加古川での開催も決定。来年には他の自治体での開催も決定しています。
長池さんは昨年に引き続き明石市で。長谷川さんも尼崎市にて登壇。

またエリアマイスターで活躍する梶山さん・瀬川さんは神戸市のフリーランスセミナーで先輩フリーランスとして登壇の機会も。

また、佐多さんのWordPress実践セミナーは合計3回実施しましたが、どれもすぐに満席になるほどの大盛況。

初めて東京での開催も!

今後、このような形でもっとたくさんの方が活躍できる機会を増やしていきたいと思います!
皆様からのオファーお待ちしております!(笑)

1位 9周年イベント開催

1位はメンバーの満場一致でこちら。7月11日のママントレ法人設立9周年を記念して開催した「9th Lounge」

これまでに交流会を実施したことはありましたが、こんなに大勢にお集まりいただくのは実は初めて。

Youtube公開収録やくわたぽてとさんのセミナー、フェリシモさん協力によるじゃんけん大会など盛りだくさんな内容でしたが、一番印象に残ったのはやはり終始皆さんの笑顔が溢れていたこと。

「この場を作ってくれてありがとうございます」

「ここがあるおかげで自分らしい働き方を実現できました」

など嬉しい言葉もたくさんいただき、本当にここまでやってきてよかったと思える感動的な時間でした。

来年はいよいよ10周年。これまでお世話になった皆さんに感謝の気持ちを伝えるイベントを企画中です。

そして今後交流の機会もどんどん積極的に増やしていこうと考えています。

ちなみに大勢集まったイベントとしては1月に開催したBlooming Camp見学ツアーのイベントも。好評につき来年1月にもまた開催予定です!

2026年は十年の節目を、さらなる「充実」へ

2026年は、これまでの歩みをしっかりと「充たす」一年にしたいと考えています。
また、活動開始から十年という区切りの年でもあり、「十(じゅう)」の意味も重ねて、この漢字を選びました。

2025年は、積み重ねてきた取り組みを大きく「展げる」一年でした。
クラウドサービスやテレワーク、AIの進化など、環境の変化が大きい中で、私たちだからこそ実現できる価値を見つめ直し、その答えとして「パートナーシップ」という方向性を明確にしてきました。

そして、多くの依頼先・働く人たちとの間で、信頼の積み重ねから生まれる好循環が確かな形となりつつあります。
依頼が増え、スキルが広がり、また新しい機会が生まれる――
その連鎖が、企業の成長だけでなく、地域の力にも、個人の働く喜びにもつながっていると実感しています。

2026年は、その循環をより“充実”させる一年に。
一つひとつの関係をより深め、働く人の可能性と選択肢を“拡充”し、サービスとしての価値をさらに“充満”させ、十年の積み重ねを“充実”した形として未来につなげていきたいと考えています。

これまで支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

2026年のママントレ、そしてエリアマイスターにも、どうぞご期待ください。