ママントレへの道

値切るのはほんとにオトク・・・・・?

更新日:2014-09-20|投稿者:Mamantre 須澤美佳|実践編

『オトク』という言葉。みんな大好きですよね。 もちろん私も大好き。

商売していくうえでももちろんかかる費用は安く済んだ方がいい。

 

商品の価格があらかじめ決まっていて、いろんなお店で手に入る商品であれば、比較して少しでも安く買う。それは正しい選択かと思います。

ただWeb制作などのような、見積が必要なサービスについてはどうなんだろう・・・・?と正直思うところがあります。

そこで。Web制作者としての立場から思うところを書いてみようと思います。

値切る=その金額を払う価値を感じない、ということ・・・?

よっぽどの初心者でない限り、サービス提供者は、相場や自分のサービス内容・スキルなどを踏まえたうえで、きちんと見積もりを出しています。

それを値切る、ということは要するに「その価格に納得いっていない」。
つまり「あなたにその金額を払う価値を感じない」と言っているのとイコールです。

もちろんサービスが不足していたり、見積自体がおかしいために、そう感じることもあります。

 

そこでぜひ考えていただきたいのが、「その人に本当にお願いしたいのか」ということ。

 

もし価格だけを見るのであれば、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングで、より安く引き受けてくれる業者を見つけることだって可能です。

「経験を積みたい」と安い値段で引き受けてくださる方もたくさんいらっしゃいます。

また「紹介でなんとなく・・(断ると気まずいし)」ということもあるかと思いますが、そういう場合は、実際お仕事をしてトラブルになったほうがよっぽど気まずいのでは・・・?という考え方もできます。

実は値切ることで、失うこともある。

そして。
理由もなく値切られてしまうと、依頼される側のモチベーションが一気に下がる。

 

一昔前、よく八百屋とかで「奥さん、これもおまけしておくよ」なんてシーンがあったと思うんですが。
これってきっとこの奥さんが愛想よかったりして、サービスしたことで自分も気分よくなるってのがどこかにありますよね。
それこそ「ちょっとあんたもっとサービスしなさいよ」とサービスを強要するおばさんには、きっとそんなサービスしないんじゃないかな?と(まあ、おばさんを黙らせるために仕方なく渡すことはあるかもしれないけど・・・)。

 

それと同じで、価値を認めてもらえないと思った時点で、「この人のために頑張ろう」という意識は一気に失せてしまうわけです(もちろんお仕事なので、きちんとやりますが)。

そうなるとお互いに満足感の得られるものを作る、というのは難しくなる。そうするとどうしても先に続く関係は築きにくい。

これってお互いにとってとても不幸なこと。トータルで見ると、実は値切って得した部分より、損した部分の方が大きいんじゃないでしょうか・・・・?

 

《余談》

昔、ものすごく値切る上に無理難題をおっしゃるお客様がいらっしゃったのですが。
その方のFacebookタイムラインを見ると、毎日贅沢三昧。「そんなにお金あるなら、もうちょっと払えるんじゃないの・・・・?」とさらにモチベーションが落ちたことが。SNSは便利ですが、見えなくていいものも見えてしまいますね(^^;)

予算が無い。でもお願いしたい!そんなときはどうすれば・・・・?

とはいえ、やはり予算はあって。その中でどうしてもお願いしたい・・・!
っていうことありますよね。

そんなときはどうすればいいか。

 

まず、「どうしてもあなたにお願いしたい」という気持ちを伝えてください。

そのうえで、「これしか予算がないんだけど・・・」ということを伝えてください。

 

そうすると、たいていの方はその予算の範囲でできることを考えて「これならできますよ」という回答をしてくれるはずです。
「あなたに・・・」と言われて、嫌な気持ちになる人はまずいませんもんね。

もちろん予算が限られていることで、自分の手間が増える場合もあります。すべての要望は叶わないかもしれません。

ただお互いが納得して、同じ方向を向いて気分よく仕事ができれば、いいものが生まれてくることは間違いありません。

 

すべてひっくるめて結局何が一番オトクなのか。ケースバイケースではありますが。それを考えるきっかけになればうれしいです。


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Mamantre 須澤美佳
Webディレクター/ママントレ代表 兵庫県芦屋市在住/小学2年生の母。 大学卒業後、大手SI企業のシステムエンジニアに。 その後、妊娠・出産を機に「自宅でもできる仕事がしたい!」とWebディレクターに転身。女性向けのWebサイトをはじめ、数々のサイト構築に携わる。 また、自身の経験からママが働く選択肢としての「起業」を推進。 コミュニティサイト『ママントレ』の運営のほか、ママのITスキル不足を解消するための活動としてセミナー・個別指導なども行っている。
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