なぜエリアマイスターをやりたいのか?を改めて考えてみた。

現在話題のこちらの記事。

すげえ腹立つわ~愛情料理研究家 土岐山協子の 『料理はしないんだけど料理研究家のブログ』

ちなみにこんなことが書いてありました。

「そんな大事な時期の子どもがいる時に自分の仕事が何かもわからないバカ親が開催するイベントはなんか意味があるのかよ」

「単にてめえの自己顕示欲じゃねえのかよ」

「どうして長い長い人生の中のたったの三年、四年、子どもを見つめていられない?」

(すべて本文ママ)

賛否両論あるかと思いますが、私は正直、この方の仰ることに共感はできません(苦笑)

でも「子育て中に、なぜそこまでしてやる必要があるんだよ」という疑問を投げかけ自分の想いを見直すいいきっかけにはなりました。

 

我が家は主人も自営なので、正直なところ「暮らしていくために」仕事をしているという側面はあります。

 

でもそうしたときに「じゃあなぜエリアマイスターをやっているんだ?」と。

(エリアマイスターの詳細はこちら

エリアマイスターは昨年11月に始めたばかり。LED関西で賞をいただいたり、新聞などに掲載して頂いたりはしましたが、正直なところ今はまだきちんとした収入にはつながっていません。

むしろ、システムを構築したり、環境を整えたりするために資金が必要で、マイナスともいえる状況です。

人とお会いしたり、資料を作成したり、いろいろなことに時間も取られて正直なところ本業に支障も出ています(^^;)

 

そこまでして私は何を成し遂げたいのか?

本業だけに専念すればいいんじゃないの?

 

たくさんの方が共感してくださって、登録してくださったから。その方たちのためにも頑張りたい!

「どうせ私なんて・・・」と思ってしまっている人たちに、自分の持つ可能性に気づいて自信を持ってもらいたい!

 

 

その思いが私を突き動かしているのは確かですが、そうなると今度は「それは子どもと一緒にいる時間を減らしてでもやりたいことなの?」という疑問が。

確かにそうですよね。

子どもよりも共感してくれる他の人や、そもそも共感してくれるかどうかわからない人の方が大事なの?

 

そりゃ子ども・家族が一番大事です。

 

じゃあなんでやるのか?

 

それは・・・・。

けして自己満足が欲しいとか他社からの承認が欲しいからではなく。

「自分の子どもが置かれている環境を少しでも良くしたい/未来につなげていきたい」という思いがあるから。

 

女性の働く環境は年々良くなっているとは言いますが、一度キャリアを諦めた子育て期女性の再就職はまだまだ難しく。

しかも働き方の選択肢もまだまだ少なく、「子育ても仕事もきちんと両立したい」という願いは贅沢にすら聞こえます(実際に私もここでめちゃ苦労しました・・・)。

そしてブランクが長くなるとさらに就職が難しくなるという悪循環・・・。

そうすると「どうせ私には無理・・・」という気持ちが蔓延する。そういう気持ちって自然と子どもに伝わっちゃうんですよね。

そして子どもだけに集中してしまうと、どうしても視野が狭くなることが多い(誰もがそうとは思いませんが)。

私も専業主婦時代。

周りとついつい比較してしまって、「あの子はできるのにどうしてできないの?」と叱ってしまったり。

自分の価値観でしか判断できないから、その価値観と合わないことやどうにもならないことに対してすぐ文句を言ってしまったり。

で、子どもってそういう親の気持ちって敏感に感じ取ってモロに影響受けるんですよね。

それにママが頑張ってないのに「頑張りなさい」って叱られたら、反発心湧いちゃいますよね。

「あなたのために」って言われても、「別に頼んでないよ」って思っちゃいますよね。

・・・・・当時の娘に謝りたい気分です。ごめんね、見てないと思うけど(苦笑)

 

そして、子どもは親だけでなく先生や友達など周りからの影響も多大にうけますよね?

いくら私が「人生って楽しいよね♪」と伝えても、周りの人が世の中に期待しない人ばかりだったら・・・。

いったいどうなるんだろう?って。

 

じゃあなぜ今やる必要があるのか?

それは、「問題」を自分のものとして捉えることができるのが『今』だから。

『子どもによい未来をつなげたいのであれば、今やるべきだ』と思うから。

 

「働くこと」がすべての幸せにつながるとは思わないけど。

「働く」ことは自己実現にもつながるし、子育て以外の居場所ができるし、稼いだお金を使うことで経済も活性化する。

それにイキイキ働いている姿を子どもに見せることは、将来の子どもの「働く意欲」にもつながる。

時間など制約の多いママたちが活躍できる場を作るにはどうすればいいんだろう・・・・。

そこで辿り着いたのがエリアマイスターでした。

 

エリアマイスターでは、まずは必要な人どうしが繋がることができる「枠組み」を提供。

正社員でもパートでも派遣社員でも起業でも。形式は問わずまずは選択肢がたくさんあることが大事だと思っています。

「私にはこれしかない」-そう思うからつらくなるのであって、「こっちがダメでもこっちがあるわ」と思えるだけで随分と気もラクになると思うんですよね。

そしていろんな選択肢があるということは、自分にあった活躍の場も見つけやすくなるし、世界も広がるということ。

そうすると、「どうせ無理」がなくなるんじゃないかな?って。子どもたちにも希望がある未来を残せるんじゃないかな、って。

 

 

まだまだ構想レベルで、実は不可能な大きなことを言っているのかもしれない。

私にできることは本当に微々たるものかもしれない。何も変わらないのかもしれない。

これから大変なことがたくさん待ち受けているのかもしれない。

でも、できるところまでやってみたい。そう思っています!

 

・・・まあこう書くと結局は自己満足なのかな(^^;)

 

 エリアマイスター